雑記

【日韓夫婦が教える】国際結婚に必要な書類と手続きの手順を詳しく解説!

  • 今付き合っている韓国人の彼女・彼氏と結婚したいけど、国際結婚の手続きってどうしたらいいの?
  • 必要書類も多くなるの?

と言う方に向けて、韓国人の彼女と結婚した僕が、

  • 韓国人との結婚に必要な書類
  • 国際結婚の手続きの手順

についてご紹介していきます!

国際結婚は日本人同士の結婚とは異なり、入籍するまでの流れが少し異なります

事前に準備すべき書類や注意点もあるので、そのあたりについても詳しく解説していきますねっ!

韓国人パートナーとの結婚を考えている方は必見です!

国際結婚ではそもそもどんな書類が必要なのか?

まず、韓国人との国際結婚では、それぞれの国で婚姻届を提出する必要があります!!

さらに、どちらの国で先に届出を提出するかによって必要となる書類が異なるのもポイントになってきます

ということで、準備すべきものは以下の書類です

タクミ

ちなみに僕たちは日本で先に提出しましたよ!
詳しい流れや手順については次の章で解説していきますねっ

詳しい流れや手順については次の章で解説していきます。

韓国で先に結婚手続きをする場合

韓国の手続きで必要となる書類は▼こちらです!

  • 婚姻要件具備証明書
  • 日本人のパスポート
  • 日本人の戸籍謄本
  • 韓国人の住民登録証
  • 韓国人の婚姻関係証明書

で、韓国での手続きが終わり日本の手続きで必要となる書類は▼こちらです!

  • 婚姻届書
  • 日本人の本人確認書類
  • 日本人の戸籍謄本
  • 韓国人の婚姻関係証明書
  • 韓国人の親族関係証明書

やっぱり国際結婚ならではの書類が数枚必要ですね…(笑)

日本で先に結婚手続きをする場合

次に「日本で先に結婚手続きをする場合」ですが、日本の手続きで必要となる書類は▼こちらです

  • 婚姻届書
  • 日本人の本人確認書類
  • 日本人の戸籍謄本
  • 韓国人の婚姻関係証明書
  • 韓国人の親族関係証明書
  • 韓国人の基本証明書
  • 韓国人のパスポート

で、日本での手続きが終わり韓国の手続きで必要となる書類が▼こちら!

  • 婚姻申告書
  • 婚姻届受理証明書
  • 日本人のパスポート

ぶっちゃけ、「めっちゃ書類多いんだけど…」と思うかもしれませんが、意外と苦じゃないと思います!

ただ言語が違うため、翻訳を添付しなければならない書類もいくつかありますね

翻訳は本人またはパートナーが自分でおこなってもOK!

翻訳者の名前の記述が必須となっているので、署名だけ忘れないようにして下さいっ!

韓国人との国際結婚手続きの流れ

韓国人との国際結婚では、

  • 韓国で先に結婚手続きをする
  • 日本で先に結婚手続きをする

の2パターンがあります!

基本的に、

韓国に2人ともいる場合は、韓国で手続きをしたあと日本の手続きをするのがおすすめ!

日本に2人ともいる、もしくは2人がお互いの国にいるという場合は、日本で手続きしたあとに韓国の手続きをするのがおすすめです!

詳しい流れや手続きごとに必要な書類をまとめてご紹介していきますね

韓国で先に結婚手続きをする場合

韓国で先に結婚手続きをする場合の大まかな流れは、

  1. 日本人の「婚姻要件具備証明書」を取得 
  2. 韓国で「婚姻申告書」を提出
  3. 日本の「婚姻届」を提出

の3ステップとなります。

それぞれについて詳しく解説していきます

①日本人の「婚姻要件具備証明書」を取得 

韓国にある日本大使館、または日本の本籍地にある法務局で、「婚姻要件具備証明書」を取得します

「婚姻要件具備証明書」とは…

“独身であり、婚姻能力を有し、相手方と婚姻するにつき法上の婚姻障害がないこと”を証明する公的文書のことです

「婚姻要件具備証明書」は”独身であり、婚姻能力を有し、相手方と婚姻するにつき法上の婚姻障害がないこと”を証明する公的文書のこと!

これによって結婚できる条件を備えていると証明することができます

注意したいのは、この「婚姻要件具備証明書」を受け取るには必ずカップル2人で窓口へ行く必要があるという点

1人で訪れても発行できない可能性があるので要注意ですねっ!

  • 日本人のパスポート
  • 日本人の戸籍謄本(3ヶ月以内に取得したもの)
  • 韓国人の婚姻関係証明書(3ヶ月以内に取得したもの)
  • 韓国人の顔写真付き公的身分証明書(住民登録証、運転免許証、パスポートなど)
  • 申請書

申請書は窓口に用意されているのでその場で記入できます

これらの書類を提出し、不備がなければ即時「婚姻要件具備証明書」が発行されます。

ちなみに日本人の戸籍謄本は本籍地の市町村役場から郵送で取り寄せることも可能です

日本へ帰る用事がない方は役場に問い合わせてみて下さいっ!

②韓国で「婚姻申告書」を提出

韓国の市町村役場で韓国の婚姻届にあたる「婚姻申告書」を提出します

韓国人の登録基準地(本籍地)や住民登録地にある役場を利用しましょう

  • 婚姻申告書
  • 韓国人の家族関係証明書
  • 韓国人の住民登録証
  • 日本人の戸籍謄本
  • 婚姻要件具備証明書(韓国語訳を添付)
  • 日本人のパスポート

「婚姻申告書」は役所の窓口に用意されており、ネットからもダウンロードが可能です

証人のサインが必要となるので、事前に証人になる方2人を探し記入してもらいましょう

また、役所によって必要となる書類が異なる場合もあります

利用する役所にまずは確認してから書類を用意するのがおすすめです

③日本の「婚姻届」を提出

韓国の「婚姻申告書」が受理され、韓国の家族関係登録に婚姻事実が記載されるまで1週間ほどです

記載されて3ヶ月以内に日本の「婚姻届」を提出します

「婚姻届」の提出は、韓国にある日本国大使館、あるいは日本の役所で行います

  • 婚姻届
  • 韓国人の家族関係証明書もしくは婚姻関係証明書(日本語訳を添付)
  • 日本人の印鑑
  • 窓口に行く人の本人確認書類
  • 窓口に行く人の印鑑

日本の「婚姻届」にも証人のサインを記入するスペースがありますが、韓国ですでに申告書を提出しているのでこちらは省くことができます

タクミ

これらの書類を提出し無事受理されれば、双方の国で婚姻関係が成立したことになります

日本で先に結婚手続きをする場合

日本で先に結婚手続きをする場合の大まかな流れは、

  1. 日本で「婚姻届」を提出
  2. 韓国の「婚姻申告書」を提出

の2ステップとなります

それぞれについて詳しく解説していきます

①日本で「婚姻届」を提出

日本の市町村役場に必要な書類と「婚姻届」を提出します

必要な書類は以下の通りですね

  • 婚姻届
  • 日本人の戸籍謄本
  • 韓国人の基本事項証明書(日本語訳を添付)
  • 韓国人の家族関係証明書(日本語訳を添付)
  • 韓国人の婚姻関係証明書(日本語訳を添付)
  • 韓国人のパスポート

韓国人の基本事項証明書、家族関係証明書、婚姻関係証明書は韓国大使館で発行が可能!

韓国へ行かなくても本人のパスポートまたは在留カードがあれば、日本で取得することができます

また、役場によって必要となる書類が異なる場合がありますので、事前に用意する書類を問い合わせて確認しておくのがおすすめです

②韓国の「婚姻申告書」を提出

日本での手続きが完了次第、韓国大使館へ「婚姻申告書」を提出します

  • 婚姻申告書
  • 婚姻の事実が記載された戸籍謄本または婚姻届受理証明書(韓国語訳を添付)
  • 韓国人の家族関係証明書
  • 韓国人の婚姻関係証明書
  • 日本人のパスポート
  • 韓国人のパスポート
  • 日本人の印鑑
  • 韓国人の印鑑

タクミ

これらの書類が無事受理されれば、双方の国で婚姻関係が成立したことになります

韓国人との国際結婚する際の注意点

日本人同士の結婚と比べると、複雑で手間がかかる国際結婚の手続きですが、以下注意点です!

  • お互い国での手続きが必要
  • 書類の有効期限に注意
  • 別姓・同姓かは選べる

では、詳しく説明していきます!

お互い国での手続きが必要

日本人同士の結婚手続きと大きく違うのは、双方の国で手続きが必要となる点!

どちらかの国だけで届出または申告書を出しただけだと、もう片方の国では婚姻関係が証明できず未婚のままになってしまいます…

上記でもご紹介した通り、どちらの国からでも手続きは進められるので、それぞれにあった方法で手続きを進めて下さいっ

また、国際結婚では婚姻した後にビザの申請が必要となります

現在、日韓両国の関係もよくないので “NOビザ“ での渡航が中断されている状態です…

2人が同じ国に住むにはビザの取得が必須なので、すぐに一緒に住むことを考えている方は婚姻手続きのあとビザの準備も進めた方がいいですねっ

書類の有効期限に注意

戸籍謄本や婚姻関係証明書などの書類には有効期間があり、3ヶ月を過ぎてしまうと書類として認められなくなってしまいます…

韓国の書類についても同じように有効な期限は決まっているので、その期間内で提出できるよう準備を進めていきましょう

別姓・同姓かは選べる

日本では結婚すると女性の姓は夫の姓に変更しますが、韓国では夫婦別姓が基本!

日本人と韓国人が結婚した場合、自動的に別姓のまま手続きが進みます

同姓を望む場合は婚姻手続きとは別に書類の提出と手続きが必要!

韓国にある日本大使館にて申請ができます

ちなみにこの手続きは婚姻成立6ヶ月以内が対象で、それ以降に同姓にする場合は日本の家庭裁判所に申し立てが必要となります

かなり複雑な手続きとなるので、同姓にしたい方は早めの手続きをおすすめします

まとめ

今回は、韓国人との国際結婚に必要な書類と手続きについてご紹介しました

複雑そうに見えますが、必要な書類を集め、順番通りに進めていけばそれほど難しい手続きではありません!ただ、

  • 韓国で先に手続きを行うのか
  • それとも日本で先に手続きを行うのか

で、準備する書類や手順は大きく変わります

まずは流れを確認し、分からないことがあれば事前に問い合わせるようにしましょう!!

この記事が、韓国人との国際結婚を考えている方の参考になれば幸いです!

以上っ

最後まで読んでいただきありがとうございました