本・ドラマ・映画

【こんな本読んだことない】D・カーネギー著「人を動かす」で心が動いた話

読んでみました!

D・カーネギーの「人を動かす」

これは最高の名著です!いろんな著名人がおすすめしている本です!

読んだ結果、考え方変えることにしました(笑)人との接し方とかいろいろ…考えさせられましたマジで!

タクミ

この本、ビジネスマンなら一度は絶対に読んだ方が良い!

「人を動かす」に書いてあること

一言で言うと、本書には

生きていく上で必要な人間関係の原則

が書かれています!(これめちゃくちゃ知りたい)

その原則とは

  1. 人を動かす三原則
  2. 人に好かれる六原則
  3. 人を説得する十二原則
  4. 人を変える九原則

です!ひたすら色んな人の経験談を紹介しながら、いかに「〇〇することが大事か!」みたいなことが書かれている

読むと分かりますが、全部当たり前のことが書かれています(そんな気がする)

なのにカーネギーは繰り返し「本当にちゃんとできてる?」って聞いてくるんですよね(できてないorz)

最初の “人を動かす三原則” でだいぶ心を鷲掴みされました!ここが一番インパクトあったので、本記事ではそこだけ紹介させてください(笑)

タクミ

全部をちゃんと書こうとすると、終わる気しないからねっ

人を動かす三原則:盗人にも五分の理を認める

盗人にも三分の理

じゃなくて、五分の理…盗人にも五分の理があるみたい

「盗人にも三分の理」ってことわざでありますが、どういう意味かというと

盗人にも三分の理とは

盗人にも、盗みをするにはそれ相応の理由がある。非難すべき行為におよぶ者にも言い分はある。また、どんなことにも理屈をつけようと思えばつけられること。

引用:コトバンク

です!要は、悪いことするやつだって理由はあるよ!ってことですが、

カーネギーは “三分の理” じゃなくて “五分の理” を認めるって書いてあります(そんなに…?)

本書では、「二丁ピストルのクローレー」っていう悪人が引き合いに出されています。クローレーは大量殺人をおこなった凶悪犯でしたが、死ぬ間際も一切自分が悪かったと思わなかったらしいです

本書曰く、ほとんども受刑者は自分自身のことを悪人だと思っていないんだって!

結局は、どんな人間も最後は自分を正当化する!

ってことなのかな(分からなくもない…)

で、カーネギーが言う「盗人にも五分の理を認める」ってことが何かと言うと

  • 人の批判をするな
  • 人は、誤りを指摘されたり批判されたときに “ごめんなさい” と思うようにできていない

っていうこと!要は

相手を非難するより理解すつように努めよ!なぜ、相手がそういうことをしたのか、よく考えてみた方がいい!その方が得策であり、面白い!

だって!(最初からレベルの高い話)

人を動かす三原則:重要感を持たせる

冒頭にめちゃくちゃ良いことが書いてあったのでとりあえず引用します

人を動かす秘訣は、この世に、たった一つしかない。この事実に気づいている人は、はなはだ少ないように思われる。しかし、人を動かす秘訣は、間違いなく、一つしかないのである。すなわち、自ら動き出したくなる気持ちを起こさせること ー これが、秘訣だ。
重ねて言うが、これ以外に秘訣はない。
もちろん、相手の胸にピストルをつきつけて、腕時計を差し出したくなる気持ちを起こさせることもできる。従業員に首を切るとおどして、協力させることもできる ー 少なくとも、監視の目を向けている間だけは。鞭やおどし言葉で子供を好きなように動かすこともできる。しかし、こういうお粗末な方法には、常に好ましくないはね返りがつきものだ。
人を動かすには、相手の欲しがっているものを与えるのが、唯一の方法である。

引用:人を動かす

相手の欲しがっているものを与えるのが唯一の方法…これだけを聞くとブランドのバックとか高級外車とか想像する人もいるだろうけどそんな物欲おばけの話じゃないです。そんな表面的な話じゃなくて。

心理学者フロイトは、人間のあらゆる行動は

  • 性の衝動
  • 偉くなりたいという願望

の二つの動機から来るって言っています。もう、“エロい” か “エライ” で動くらしい!

アメリカの哲学者ジョン・デューイも同じようなことを言っていて、人間のもつ最も根強い衝動は

  • 重要人物たらんとする欲求

と言っています

これはマジで納得!仕事をしていてもそうですが、必要とされていなかったらやる気なんか起きないですよね!やっぱり “必要とされている感” みたいなのは必要不可欠な気がする

僕は他社承認欲求が強いかって言ったらそうじゃないと思うけど、でも誰でも必要とはされたいよね(笑)

本書では、他人のそういう欲求を突き動かすか方法として

ウソではない心から称賛すべし

って書いてあります!お世辞じゃなくてマジのやつ!

「こんなんで本当に他人を動かせるのかよ~」

って思ったりしますよね。もしろん1回だけだと効果はないし継続する必要はあると思うけど…褒めるのも楽じゃないよね(笑)

人を動かす三原則:人の立場に身を置く

これは超シンプル

人の立場に身を置く=相手の立場になって考える

ってこと!

ここでも、名言が出てきます。イギリスの首相ロイド・ジョージは、

  • 「釣り針には魚の好物をつけるに限る」

う~ん、これだけ聞くとごく当たり前のことですよね。釣り針に梅干しなんてつけても魚はつれんよね

でも、果たして対人関係でこれが徹底できてるか?ってこと…おそらくほとんどの人はノーと答えると思います(意識はしてるけど激ムズ)

ここでいう相手の立場になって考えるとは、「これをしてあげたら喜ぶだろうな~」とか「こういうことしてあげたら嬉しいよね」みたいな、相手の満足度だけを上げるモノじゃない

相手の満足度を上げて、自分の目的も達成する

っていうことです

ロイド首相の名言で言うと、「魚の好物をたらし魚を満足させ、自分も魚を釣るという目的を達成する」っていうような感じですね

名言を集めた自己啓発本でした

個人的には、考え方を改めてさせられました!普通に感動した本ですね!

自己啓発本なんだけど、どっちかって言ったら「名言集」に近いんじゃないかって思ったりしました

冒頭にも言いましたが、この本は

生きていく上で必要な人間関係の原則

が書かれています!原則は

  1. 人を動かす三原則
  2. 人に好かれる六原則
  3. 人を説得する十二原則
  4. 人を変える九原則

ですが、数えると “30原則” もありますね(多くない?)

とにかく今の自分には、めちゃくちゃ響く自己啓発本でとにかくよかったです

以上っ

最後まで読んでいただきありがとうございました。