「コロナの影響で世の中がガラッと変わってしまって超不安・・・」
「この先どうなっていくの?」
最近、僕は本当にこう思う
今まで当たり前にしてきたことが出来なくなってきて、今までの「あり得ない!」が普通になってきている
TVを見れば演者たちも距離を取るようになって人数も減ってるし、その代わりリモートを活用する番組がめっちゃ増えてる
マジで今後どうなっていくか分からないから、超不安になって・・・
とりあえず「今後を知るためにはマーケティングだ!」っていう安直な考えから、この本を読んでみました
マーケティングの「マ」の字も知らない僕が読んでみたけど、所々面白いことが書いてありました
まぁ、この本は
- マーケティング必読書50冊の抜粋集的なやつ
- マーケティングは時代によっても変化するし、人によっても考え方が違う。「これっ!」っていう正解はないっていうことがわかる
本です
ということで、書評します
何を読めばいいか分からなかったら、とりあえず1冊にまとまった本が良いよねっ!
本書にまとめられた50冊はこれです
1冊にまとまった50冊はこれです
- 『T・レビット マーケティング論』
- 『コトラー、アームストロング、恩藏のマーケティング原理』
- 『ポジショニング戦略[新版]』
- 『エスキモーに氷を売る』
- 『ブランディングの科学』
- 『ブランディングの科学 新市場開拓篇』
- 『確率思考の戦略論』
- 『両利きの経営』
- 『OPEN INNOVATION ハーバード流 イノベーション戦略のすべて』
- 『アイデアのつくり方』
- 『[新装版]商いの道』
- 『[新装版]山本七平の日本資本主義の精神』
- 『コトラーのマーケティング3・0』
- 『ブランディング 22の法則』
- 『エッセンシャル 戦略的ブランド・マネジメント 第4版』
- 『ブランド論』
- 『スターバックスはなぜ値下げもテレビCMもしないのに強いブランドでいられるのか?』
- 『価値戦略論』
- 『ザ・プロフィット 利益はどのようにして生まれるのか?』
- 『真実の瞬間 SASのサービス戦略はなぜ成功したか』
- 『ラブロック&ウィルツのサービス・マーケティング』
- 『顧客体験の教科書』
- 『おもてなし幻想』
- 『マッピングエクスペリエンス』
- 『サービス・ドミナント・ロジックの発想と応用』
- 『サービス・イノベーションの理論と方法』
- 『「闘争」としてのサービス』
- 『「売る」広告[新訳]』
- 『ブランドは広告でつくれない 広告vsPR』
- 『費用対効果が23%アップする 刺さる広告』
- 『急に売れ始めるにはワケがある』
- 『アイデアのちから』
- 『ウソはバレる』
- 『流通チャンネルの転換戦略』
- 『私のウォルマート商法』
- 『21世紀のチェーンストア』
- 『なぜこの店で買ってしまうのか ショッピングの科学』
- 『小売再生 リアル店舗はメディアになる』
- 『大型商談を成約に導く「SPIN」営業術』
- 『チャレンジャー・セールス・モデル』
- 『隠れたキーマンを探せ!』
- 『サブスクリプション』
- 『カスタマーサクセス』
- 『成約のコード』
- 『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』
- 『大本営参謀の情報戦記 情報なき国家の悲劇』
- 『思考 日本企業再生のためのビジネス認識論』
- 『統計学が最強の学問である』
- 『ブラック・スワン[上・下]』
- 『限界費用ゼロ社会』
っていう感じ
これから読もうかなーって本もありましたし、聞いたことのある本もちょこちょこありました
ぶっちゃけこんなにマーケティングの本、読めないから
1冊にまとめてくれたのマジで助かる
印象に残った言葉

正直「ん??ちょっと理解できん・・・」みたいなところもあったけど、「この考えマジですごっ!」って思うところがありましたので、紹介いたします
それがこれ!
- いまや技術は囲い込めない。むしろ積極的にオープンにして稼げ
- アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何者でもない
- モノ自体に価値はない
めちゃくちゃ気になりません?
ということで、詳しく!
いまや技術は囲い込めない。むしろ積極的にオープンにして稼げ
う~~ん、分かりそうで分かりづらいので、とりあえず本書を引用
オープン・イノベーションでは社内で生んだアイデアを使い倒す。使わないアイデアは積極的に社外に出して稼ぐ。社内でアイデアが足りない場合は貪欲に社外のアイデアを取り込む。研究開発も変わる。あらゆる手段で社外知識を目利きし、社外にない知識を社内開発する。いまや知識の普及は速く、簡単に真似される。企業が知識を囲い込むのは不可能。ならば、オープン・イノベーションで知識の陳腐化スピードを速めていくべきなのだ。
引用元:世界のエリートが学んでいるMBAマーケティング必読書50冊を1冊にまとめてみた
特に後半に書かれている
企業が知識を囲い込むのは不可能
っていう表現めちゃくちゃ納得できる。今の世の中さ、「真似」とか「模倣」とか当たり前すぎるよね
囲い込みが可能なものを強いて言うなら、先人たちが築き上げてきた「職人たちの技術」くらい
「真似」とか「模倣」はできても “まったく同じ技術” を再現するのは不可能だと思う
要は、新しいノウハウを生んだらそれを使い倒して、使い終わったら早々に売る。そして、新たなノウハウを考えるっていうこと!
これは仕事でも一緒だ!
アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何者でもない
イノベーションとは既存知と既存知の新しい組み合わせ
引用元:世界のエリートが学んでいるMBAマーケティング必読書50冊を1冊にまとめてみた
めちゃくちゃ深くないですか。でも考えて見たら「そりゃそうだよなっ」って思ったりもするんだけど、知らないモノは知らないから既存知同士の組み合わせしかないよね?(笑)
つまり、知らないものを一生懸命絞りだそうとして、イノベーションするのは絶対に無理っ!
じゃあ、どうやってアイデアを創出するかって言ったら「既存知×既存知」の組み合わせで創出するしかないわけ
本書に書いてあるんだけど、ウーバーも「自社の売り手と買い手のマッチング技術×運転手×レストラン」で生まれたみたい!
そう考えると無数のアイデアがありそうだよね!
モノ自体に価値はない
本書ではわかりやすい例で説明してくれてます
大人気ラーメン店がつくる一杯の絶品ラーメンには、高い価値があるように思える。
引用元:世界のエリートが学んでいるMBAマーケティング必読書50冊を1冊にまとめてみた
しかし、大のラーメン好きでも、満腹な状態でもう一杯食べるのは無理。絶品ラーメンが価値をもつのは、①食べるのがラーメン好きな人で、②空腹なときに限られる。
もし絶品ラーメン自体に価値があれば、顧客の状況に関わらず常に価値があるはずだ。
これは斬新な発想ですね
いわゆる「モノ」ができるまでの、スキルやサービスに価値があるわけで、モノ自体には価値がないっていうこと!これは妙に納得させられました
他の例でも見てると、「コート」はその人が寒い場所にいるもしくは寒がり、という条件に限られるから、コート自体には価値がないってことでしょ?
その通りすぎるよマジで
まぁ、これが分かったらからって私生活に大きな影響はないんだけど、いろいろと考え方が変わる気がします
コロナの影響で外出しなくなった今の状態で果たして「服」を買う価値があるのか?って思うと、ないし。
っていう感じで、何かを買う時にこう考えれば無駄な出費は減りそう(笑)これはいい考え!
まとめ
とりあえず、本書を読んで
- マーケティングって時代によっても異なるし、いろんな考え方があって面白い!
ってなりました
冒頭にも書きましたが、「マーケティングを勉強してみたいけど、どれから読めばいいのか分からない」って人はこの本をオススメします
なんて言ったってマーケティングの必読書50冊を1冊にまとめてくれたんですから!
それに、まずこの本を読んで、50冊の中に気になる本があったらオリジナルを読むっていうのが良いと思います
以上っ
最後まで読んでいただきありがとうございました